雨水タンクとは

水って大切ですよね?

南海トラフ被害予想では3340万人が断水するといわれています。
特に災害時が起こると水こそが生命線になると言われています。

災害時に72時間の壁という言葉は耳にしたことがないですか?
72時間は人が水分をとらずに生きれるリミットの時間の事なんです。

だからこそ、災害時は72時間は諦めてはだめです。この内容は心のどこかに書き留めておいてください。

日本では水は身近な物と普段思われがちですが、実は地球上の水分の内97.5%が海水で残りののう2.5%が淡水です。その2.5%の内70%が南極や北極の氷雪なので人間が実際に使用できるのは地球全体の0.02%なんです。
そのことを考えると普段雨が降って排水に流れていく事は非常に勿体ないことだと思いませんか?

そこで雨をキャッチできるのが雨水タンクです。 雨水タンクは環境にも優しく優れている所ばかりです。今回は雨水タンクについて解説していきます。

雨水タンクは、屋根から雨どいに流れた雨水を、途中で取水して貯めておくタンクのことです。
これは、家庭菜園の水やりだけでなく、災害時にも役立つアイテムです。

多くはポリエチレン製で、容量は50L程度から大きいものでは数百リットル程度までさまざまです。
雨水タンクを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

雨水タンクの役立ち方

1.  水の確保  災害時には水道が使えなくなることがありますが、雨水タンクがあれば飲料水以外の用途(水洗トイレ、洗濯など)に利用できます。

2. 洪水防止  雨水をタンクに貯めることで、一度に流れ出る水量が減り、洪水や土砂災害のリスクを低減できます。

3. 環境保護   自然の水循環を助け、水資源の持続可能な利用を促進します。

人が1日に必要な水の量

健康な成人の場合、体重1kgにつき約35mlが、1日に必要な水分量と言われています。
つまり、体重が50kgの人は1.7L。60kgの人は2.1L。70kgの人は2.4L

運動をしたり、サウナで汗をかいたりしたら、これにプラスアルファで水分をとるようにしましょうね。

日本人がトイレで使用する1回の水量と歴史

毎日使っているのに実は知らないトイレの真実

11月19日が、国連が定めた「世界トイレの日」だということを知っていますか?
私たちは普段何気なくトイレを使っているが、日本のように清潔な水洗トイレがない国が世界にはたくさんあります。

「トイレを流すのに必要な水の量」や「清潔なトイレがないことのリスク」など、日本人が知らないトイレの真実を紹介しよう。

1日ペットボトル22.5本分の水を流している
トイレってどのくらいの水を使うの?

トイレといえば「水で流すもの」と思う人は多いだろう。水の力を使って排泄物を生活空間から遠ざけている。

東京都水道局の「生活用水実態調査」によると、家庭で1人が1日に使う水の量は平均214リットル(令和元年度)程度。
そのうちトイレでは21%(平成27年度の同調査)というから、トイレの洗浄に約45リットルの水を使っていることになる。2リットルのペットボトルに詰めたら22.5本。
蛇口から直接飲めるレベルに浄水処理された水で排泄物を流していると考えると、もったいないお化けがでてきます。

だだ、洗浄する水の量は年々減ってきてはいる。
TOTOによると、1975年以前は1回に流れる水量は20リットルだった。
その後、節水をテーマに改良をはじめ、1976年に13リットル、1993年に8リットル、そして現在の主流は4.8リットルになっている。
1975年以前と比べると、1回に15.2リットルの節水が可能になった。水環境にはやさしいけれど、水道水の経営的には「水が売れない」という事態が発生しているのだから皮肉なものだ。

雨水タンクを選ぶ方法や注意点

1.容量  使用目的に応じて容量を選びます。家庭用では100〜500リットルが一般的です。

2材質  耐久性や設置場所に応じてプラスチック、金属、FRP(繊維強化プラスチック)などから選びます。

3. 設置場所  屋外に設置するため、日陰で風通しの良い場所が適しています。

4. メンテナンス  定期的に清掃し、フィルターやバルブの点検を行う必要があります。

雨水タンクの補助金の使い方や手続きの流れ

日本では、地方自治体が雨水タンクの設置に対する補助金を提供していることがあります。手続きの流れは以下の通りです:

1. 情報収集  自治体のウェブサイトや窓口で補助金の有無と条件を確認します。

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2.  申請書提出  指定された書式に必要事項を記入し、見積書や設置予定の図面などの必要書類を添付して提出します。

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3.  審査  自治体が申請内容を審査し、補助金の適用可否を決定します。

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4. 設置  補助金の交付決定後に雨水タンクを設置します。設置後の写真や完了報告書を提出することが求められることがあります。

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5.  補助金交付  すべての手続きが完了し、条件が満たされれば補助金が支給されます。 各自治体によって具体的な要件や手続きが異なるため、詳細は自治体の公式ウェブサイトを確認することをお勧めします。

まとめ

雨水タンクについて少しは興味が深まりましたか?
雨水タンクは本当にいいもので欠点は限りなく少ないと思います。

手順や申請に注意してください。

地球にも優しくて環境にもよくて災害時にも役立つ最高のアイテムです。
更に補助金があるので安心して購入に進めます。

雨水利用に関しては教育にもいいといわれているのでお子さんがいらっしゃる方にもおススメしたいです。
皆さんも雨水を利用して災害に備えてください。

備えあれば患いなし

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