前回にお話した南海トラフ大地震の被害予想の内容を覚えていますでしょうか??
その中でも私たちの生活でなくてはならないものでもあり、今後も大切なエネルギーとして私たちの生活をになっているのが電気であります。
南海トラフがいったん起こると、四国 近畿 東海地方で約9割が停電すると言われています。
ではその対策としてはポータブル電源が頭に浮かぶと思います。
今世界中で名だたる企業がポータブル電源を作っています。
たくさんあり過ぎて選ぶのも一苦労だと思います。だからこそ、今回はポータブル電源をどう選んだ方がよいのかを解説していきます。
- Jackery(ジャクリ)
● 製造国: 中国
● 特徴: 高い技術力と多機能性。大容量バッテリーと急速充電技術を備え、防災用としても人気。堅牢なデザインで、アウトドアや非常時に適しています。 - EcoFlow(エコフロー)
● 製造国: 中国
● 特徴: 急速充電技術と大容量バッテリーで知られ、専用アプリで操作可能。受賞歴も多く、エコフレンドリーな製品を提供しています。 - LACITA(ラシータ)
● 製造国: 日本
● 特徴: 優れた耐久性と安全性を誇る。主力商品の「エナーボックス」は多くのアウトドアユーザーに支持されています。 - ホンダ
● 製造国: 日本
● 特徴: デザイン性と機能性に優れたポータブル電源を提供しています。自動車やバイクの技術を活かし、信頼性が高い。 - Smart Tap(スマートタップ)
● 製造国: 日本
● 特徴: オシャレでポップなデザインの「PowerArQ」シリーズが有名。スタイリッシュなデザインと高い性能が評価されています。 - JVCケンウッド
● 製造国: 日本
● 特徴: 映像機器や音響機器メーカーで、多機能なポータブル電源を提供。様々なニーズに応える製品ラインナップがあります。 - 日立オートパーツ&サービス
● 製造国: 日本
● 特徴: 日立グループの一員として、信頼性の高い高品質なポータブル電源を提供しています。自動車部品で培った技術を活かしています。
● 公式サイト: 日立オートパーツ&サービス - ELIIY Power(エリーパワー)
● 製造国: 日本
● 特徴: 大型リチウムイオン電池を扱う専業メーカーで、安全性を重視。研究開発に力を入れており、高品質な製品を提供しています。 - SYRIDE(シライド)
● 製造国: 日本
● 特徴: 日本ブランドにこだわり、パナソニック製のリチウムイオン電池を採用。安全性を重要視し、オフィスや家庭、アウトドアでも使いやすい製品を提供しています。 - YAMAZEN(山善)
● 製造国: 日本
● 特徴: 家電製品や生活用品を幅広く扱うメーカーで、ポータブル電源も高評価。高品質で多機能な製品を提供。
電池の種類
現在、ポータブル電池の種類はいくつかありますが、一般的に性能が優れているとされる順に並べると、次のようになります。
1.リン酸鉄リチュウム電池(LiFePO4):
●高い安全性と長寿命を特徴とし、高い性能が期待されます。特に大容量のポータブル電源やソーラーパネルシステムで使用されます。
●商品例: Goal Zero Yeti Portable Power Stations、EcoFlow River Portable Power Stations、Jackery Explorer Portable Power Stations など
2.リチウムイオン電池(Li-ion):
● 高エネルギー密度と軽量性があり、一般的な携帯電子機器に広く使用されます。安全性や充放電サイクル数にも優れています。
● 商品例: Anker PowerCore、RAVPower Portable Charger、Jackery Portable Power Station など
電池の特徴
リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)、リチウムイオン電池(Li-ion)について、それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)
1.メリット:
● 高いエネルギー密度と安全性を兼ね備えています。従来のリチウムイオン電池よりも安定性が高く、過充電や過放電に対する耐性があります。
● 急速な充電が可能であり、長いサイクル寿命を持ちます。充電回数約4000回
● 環境にやさしい素材で構成されています。
2.デメリット:
● 技術の新しさから、まだ市場での普及が進んでいない場合があります。そのため、他のタイプの電池よりも入手性が限られることがあります。
● 他のリチウムイオン電池に比べて製造コストが高い場合があります。
リチウムイオン電池(Li-ion)
1.メリット:
● 高いエネルギー密度と軽量性を持ち、携帯性に優れています。
● 急速な充電と放電が可能であり、幅広いアプリケーションに適しています。
● 一般的な製品で使用されており、入手性が高いです。充電回数約1000回程
2.デメリット:
● 過充電や過放電による安全上のリスクがあるため、管理が重要です。
● 低温や高温下でのパフォーマンスが低下しやすい場合があります。
● 過充電や過放電に対する安全性が低く、適切な管理が必要です。
● 物理的なダメージに対して脆弱であり、積層構造のため短絡リスクがあります。
家電製品消費電力一覧
まとめ
ここまでのお話で、ポータブル電源の特徴などは理解頂けましたでしょうか?
ではどれを選べばよいのか?
答えは十人十色ということです。なぜなら、住んでいる環境や、家族構成や、使用したい家電などで変わるという事です。確実に言える事であれば寒い地域の方はリン酸鉄リチウム電池がベターだといえます。
リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4) | リチウムイオン電池(Li-ion) |
寒さに強い | 寒さに弱い |
急速充電対応→しかし高価 | 急速充電非対応→しかし安くて軽い |
充電回数約4000回 | 充電回数約1000回 |
後はどこまでの家電を使いたいかを考えてみてください。
基本的には熱源のあるものは、1000wを超えてきます。
1000wを超えるものをどれくらい使用したいですか?もしくは熱源の必要な物はガスや灯油に頼るか?よく考えてみてください。
私の場合だと戸建てで比較的収納場所がある場合は灯油とガスを利用します。灯油ストーブやガスコンロなど
それともう二つ考えて欲しい事があります。
ここからは私の主観ではありますが、
1つ目は家族が数人いる場合の話にはなりますが、大きいポータブル電源を一つ買うのではなくてできれば二つ持ちを考えた方がよいです。
なぜなら一つが電気がなくなってしまった場合などは充電するのに時間がかかるという事です。その際には二つ持ちの方が確実に利便性は上がります。
もう一つはメーカー純正のソーラーパネルについてのお話です。
純正のソーラーパネルはだいたいですが、約30000円ほどかかります。
それに30000円もかかるのであれば、 [ナカトミ] インバーター発電機 定格出力0.9kVA 正弦波 50Hz/60Hz切替可能 PSE認証有 エコモード搭載 EIVG-900D¥34,643【発電機はモーター系は450wまで】
これを買うだけで電源がなくても確実に充電できる上に900wまで使用できるのであればなお良しです。
私の主観の話も入りましたが、本来の用途を考えて欲しいと感じたので、今回の記事にしました。少しでも選ぶ時の参考になれば幸いです。
備えあれば憂いなし
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