ポータブル電源に必要な条件

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応急手当普及員 第773号 
小田 和史【ラジオネーム ドリオ】  
和歌山県出身 現在は大阪
二児のパパ
1983年4月28日生まれ  趣味 車 DIY モノづくり

こんにちは。

2024年11月24日現在
今週はまた冷えてきましきました。
さて今回のお話はポータブル電源のお話になっています。

私は以前から防災の際は水道と電気は大切になるよって事を言ってきました。
その電気の部分の話です。

今までは発電機があるから大丈夫だと思っていましたが、発電機となると騒音問題が懸念されるなっとおもっていました。なのでポータブル電源の購入をずっと悩んでいました。

しかし今回は【これだ】と思い、思い切って購入しました。
今回の購入するに至った理由も含めてお話していきます。

1,被災時には家庭で使用している物をすべて動かす事が可能なもの。必要なスペック  定格出力1500W 1000Wh以上

まずは電気とはどういうものでしょうか?

家庭のコンセントは
100V15A   100×15=1500w これが最大値です。
定格出力1500Wがあれば被災時に困る事は少ないでしょう。

家電の消費電力の目安

https://mabuchi-engineering.com/power-consumption-reference/より引用

2,リチュウムバッテリーではなくてリン酸鉄バッテリー

比較

リチウムバッテリー(Li-ion)

  • 特徴: 軽くてエネルギー密度が高い。スマホやノートPCで使われる。
  • 安全性: 衝撃や過充電に弱く、発火リスクがある。
  • 寿命: 充電回数は約500~1,000回。
  • 使用温度:
    • 動作時: 0℃~45℃
    • 充電時: 0℃~45℃
      ※寒冷地や高温環境ではパフォーマンスが低下しやすい。
  • 用途: スマホ、タブレット、高性能EVなど。

リン酸鉄バッテリー(LiFePO₄, LFP)

  • 特徴: 長寿命で安全性が高い。エネルギーは少し少ないけど頑丈。
  • 安全性: 発火しにくく、高温でも安心して使える。
  • 寿命: 充電回数は約2,000~3,000回以上。
  • 使用温度:
    • 動作時: -20℃~60℃
    • 充電時: 0℃~45℃
      ※寒冷地でも動作可能で、耐久性に優れる。
  • 用途: 家庭用蓄電池、大型EV、キャンピングカーなど。

どっちを選ぶ?

  • 軽さやパワー重視、温暖な場所で使用リチウムバッテリー
  • 安全性、長寿命、高温や寒冷地での使用重視リン酸鉄バッテリー

以上の事を考えても寿命の観点でリン酸鉄バッテリーを選ぶ事が大切です。特に寒冷地に住んでいるかたや寒冷地に行くことがあるかたは特にです。 デメリットがあるとすれば少し重い程度です。

3,充電時間が早いメリット

充電時間というものは普段使用する際にはあまり気にしないかもしれません。
しかし、被災した時や旅行やキャンプなどで使用する際は、使用するにあたってストレスは違ったものになると思います。

4,大手三大企業の比較

メーカーは独断と偏見で選ばしてもらっています。この三社がポータブル電源市場を引っ張っているように思います。2024年11月25日調べ

Jackery(ジャクリ)は、アメリカで設立された Jackery Inc.が展開するブランドで、現在は中国に最大拠点を構えています。 2016年に世界初となるアウトドア用ポータブル電源を発売後、世界で累計200万台以上を売り上げています。   

EcoFlow EcoFlow Technology Japan株式会社は、ポータブル電源・ソーラパネルを開発・販売する企業。 同社は、中国深圳市にて設立されたEcoFlow Technology Ltd,.の日本法人。 日本市場向けにアウトドアやDIY、災害対策、産業用のポータブル電源やソーラパネルを開発・販売する。  

BLUETTI (BLUETTI)は持続可能なエネルギーソリューションを提供する専門企業で、中国・深圳で2013年に誕生したポータブル電源のブランド名です。 ブルーティの蓄電池製品の研究開発は2009年から行われており、中国の同業の中でも先駆けで取り組んでいます。

Jackery ポータブル電源 1000 New 1070Wh 業界トップの軽さとコンパクトボディ 1時間満充電 リン酸鉄 10年長寿命 定格出力1500W 瞬間最大3000W 防災 家庭用 アウトドア用 車中泊 UPS機能 アプリ遠隔操作 純正弦波 AC100V 50Hz/60Hz対応 ジャクリ

https://amzn.asia/d/8KEuEOE ¥76,890

EcoFlow DELTA3 ポータブル電源 1024Wh リン酸鉄リチウムイオン 56分で100%充電 高出力AC(定格1500W / サージ3000W/X-Boost2000W) 10ミリ秒未満のUPS ポータブルバッテリー

https://amzn.asia/d/isTfLcT ¥139,700

BLUETTI ポータブル電源 AC180 1152Wh/1800W 60分満充電 大容量 APP遠隔操作 UPS機能 電力リフト機能 エコモード機能 パススルー機能 リン酸鉄リチウム 純正弦波 MPPT制御方式採用 家庭アウトドア両用 バックアップバッテリー キャンプ/車中泊/防災グッズ/地震停電時に非常用電源 ソーラー充電 AC100V 50Hz/60Hz対応 防災協会推奨

https://amzn.asia/d/8HB0D08 ¥79,800

この三社で比較してみました。

金額  会社の信用  スペックこの3つ事から考える

金額     1位Jackery  2位BLUETTI 3位EcoFlow

会社の信用  1位Jackery  2位EcoFlow 3位BLUETTI

スペック   1位BLUETTI  2位Jackery 3位EcoFlow

これであなたならどうしますか??
私はこの事からJackeryが一番だと感じました。だからこそ今回購入に至りました。

5,車のサブバッテリー化に近いもの【車のリン酸鉄バッテリーの値段との比較】

では次に考えておきたい事は、車のバッテリー【リン酸鉄】との比較です。

少し前までは車のバッテリーを利用した方がコスパがいいように思っていました。

しかし、ポータブル電源がかなり進歩したからこそ、車のバッテリーをも超えてきたなって感じたので購入にいたりました。 比較はAmazon

LiTime 12V100Ah miniリン酸鉄リチウムイオンバッテリー アップグレード100AのBMS 35%小型化 最大15000サイクルで10年間の耐久性を備え 1280Whのエネルギー 小型LiFePO4バッテリー RV、ソーラー、トローリングモーターに適用

https://amzn.asia/d/32OW7Jj ¥53,999

これは目安にはなりますが、このバッテリーが数年前からよく目にしていました。スペックもかなり近いものです。この二つの1Whに対しての金額の比較

LiTime 12V100Ah miniリン酸鉄リチウムイオンバッテリー1280Wh ¥53,999
53999÷1280=42.18円

Jackery ポータブル電源 1000 New 1070Wh
76890÷1070=71.8円

こう見るとJackeryの方が高いようにも思いますが、Jackeryにはコントローラーやその他の機能がついているからこそ納得しました。

6,今後のバッテリー業界

「バッテリー業界の優先順位について、これは私の独断と偏見も含まれますが、車 → 建築 → キャンプやアウトドアの順で考えられているように感じます。特に、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の需要拡大により、バッテリー開発の多くがまず車載用途に集中している印象です。次に、建築分野での家庭用蓄電池や産業用蓄電システムが注目されています。これは再生可能エネルギーの普及や災害対策の需要が背景にあります。

一方で、キャンプやアウトドア向けのポータブル電源は、これらの用途に比べると技術開発の優先順位がやや低いように思います。市場規模が比較的小さいことや、既存技術である程度需要を満たせていることが理由かもしれません。

さらに、日本では現在、次世代バッテリーとして期待される全固体電池の研究が進められています。この技術は従来のリチウムイオンバッテリーよりも安全性やエネルギー密度で優れており、特に車載用途での利用が期待されています。ただし、全固体電池の製造コストや量産化の技術的課題がまだ多く、ポータブル電源や小型デバイスへの応用は相当に時間がかかると考えられます。

総じて、バッテリー技術の進化は車載用途を皮切りに、徐々に他の分野に広がる流れになっており、ポータブル電源にその恩恵が届くのはまだ先の話と言えそうです。

それに今EcoFlowに新しく商品が出ました。それがオルタネーターチャージャーです。

オルタネーターチャージャーとは、車両のオルタネーター(発電機)を利用して電力を生成し、それをバッテリーや外部の蓄電装置に充電するための装置です。特に、キャンピングカーやボート、トラックなどで複数のバッテリーを管理する際に使われることが多いです。

仕組み

  1. オルタネーターの役割
    オルタネーターは、エンジンの動力を利用して電力を生成します。車両の走行中に発電し、その電力は通常、車両内のメインバッテリー(始動用バッテリー)を充電するために使われます。
  2. オルタネーターチャージャーの働き
    オルタネーターチャージャーは、オルタネーターからの電力を効率よく取り込み、追加のサブバッテリー(家庭用バッテリーや蓄電池)を充電します。この際、充電電圧を最適化して、バッテリー寿命を延ばすように制御します。

特徴

複数バッテリーの管理
メインバッテリーとサブバッテリーを分けて管理できるため、エンジン始動用のバッテリーが過放電で使えなくなるのを防ぎます。

効率的な充電
オルタネーターチャージャーは、充電時の電圧を制御することで、バッテリーに負担をかけず、最適な電力供給を実現します。

走行中に充電可能
車両が動いている間に電力を作り出せるため、走行しながらサブバッテリーや蓄電池を充電できます。

「こういった製品が登場したことは、これからの未来に向けた新しい可能性を感じさせます。特に、ポータブル電源が車のバッテリー用途に活用されるようになることで、車のエネルギー管理や利便性がさらに進化する時代がやってくるのではないかと感じました。電動車両の普及やキャンピングカーの需要拡大を考えると、こうした製品がより一層注目されることは間違いないでしょう。

ただし、オルタネーターチャージャーについては、まだ市場に出始めたばかりで、技術や運用面に関して十分に成熟しているとは言えません。オルタネーター本体への負担がどの程度影響するのか、耐久性や信頼性に関する懸念が完全に払拭されるには、さらなる改良と検証が必要だと思います。

今後、これらの課題が解決され、より多くの場面で安心して使えるようになれば、車とポータブル電源の融合は新たなスタンダードとなるかもしれません。その進化の過程を見守りつつ、どのように私たちの生活に役立つ形で展開されるのかを楽しみにしています

7、まとめ

2024年11月24日現在、多くの選択肢がある中で、Jackery ポータブル電源 1000 Newが一番信頼され、使いやすいポータブル電源として注目を集めています。優れた性能だけでなく、Jackeryという企業自体が持つ「安心感」や「信頼性」が、利用者にとって大きな安心をもたらしています。ネットで少し検索してみれば、サポート体制の充実ぶりや顧客対応の丁寧さがすぐに分かるでしょう。「10年使えるポータブル電源」として、信頼のおける企業の製品を選ぶことが、未来の安心につながります。

ポータブル電源という存在自体、実は最近登場した新しいアイテムです。しかしその価値は計り知れません。被災時の停電時には命をつなぐエネルギー源として、そしてキャンプやアウトドアなどの非日常を楽しむ場面では、あなたの時間をより快適で豊かなものにしてくれます。

電気が当たり前に使える日常がどれほど尊いものか――それを思い知らされる時に、Jackery ポータブル電源がそっと寄り添い、光とエネルギーを与えてくれるのです。それは単なる「道具」ではなく、「安心」という名の小さなパートナー。

いざという時の備えとして、そして日々の楽しみを広げる道具として、ポータブル電源はあなたの暮らしをもっと豊かにしてくれるでしょう。選ぶなら、信頼と安心が詰まった一台を

Jackery 1000 New がその期待に応えます。

備えあれば憂いなし

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