季節外れの台風-クアッド台風

こんにちは。

2024年11月12日現在　
ようやく冬を感じる気温になってきました。しかし、現在も日本の太平洋の南側に台風が4個も発生しています。
台風22号　23号　24号　25号　が発生していて今後は日本の本州には影響はなさそうですがフィリピンやベトナムなどの近隣国には影響が出そうです。
この４つの台風が発生するのはクワッド台風と呼ばれ非常に珍しいとのことです。
結果的に案外たいしたことがなかったという結果になってほしいですね。

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小田　和史【ラジオネーム　ドリオ】　　
和歌山県出身　現在は大阪
二児のパパ
1983年4月28日生まれ　趣味　車　DIY　モノづくり

今回は季節外れと思われる台風について調べてみました。

季節外れの台風とは？
発生原因は？
- 〇エルニーニョ現象
- 〇高気圧の位置や大気の循環の影響
台風の発生する場所の変化
30年間の年間台風の発生率のグラフ
台風の洪水時の被害での車の注意点

季節外れの台風とは？

季節外れに台風が複数発生している理由は、いくつかの気象条件が重なっている可能性があります。
通常、日本周辺では台風シーズンは6月から10月頃で、特に8月から9月が台風のピークです。
しかし、以下の要因により、11月やそれ以降に台風が多発することもあります。

発生原因は？

台風は、暖かい海水がエネルギー源となり、海面温度が高いほど台風が発生しやすくなります。
今年のように季節外れの台風が発生しているのは、地球温暖化やエルニーニョ現象の影響で、海水温が例年より高い状態が続いているためです。
11月になっても海面温度が高いため、熱帯低気圧が台風へと成長しやすくなっています。

〇エルニーニョ現象

エルニーニョ現象は、太平洋赤道域の海水温が平年よりも高くなる現象です。
エルニーニョの年は太平洋全体の気候に影響を与え、日本周辺でも台風の発生パターンが変わることがあります。
エルニーニョ年には、例年とは異なる季節にも台風が発生しやすくなることが知られています。

〇高気圧の位置や大気の循環の影響

通常、台風シーズンが過ぎると、北からの冷たい季節風（偏西風）が強まります。
しかし、今年は偏西風の流れが弱まったり、異なる位置に偏移したりしているため、台風を発生させやすい温暖な海域が長期間続いています。
さらに、大気の流れが不安定なことも要因として影響していると考えられます。

台風の発生する場所の変化

日本近辺で台風が発生する場合、その多くがフィリピン海や南シナ海といった暖かい海域で発生します。
海水温が高くなると、台風が発生する領域が北寄りになることがあり、結果として日本列島に接近しやすくなる傾向があります。

では平年と比べてみました。

30年間の年間台風の発生率のグラフ

気象庁の発表

https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-4.htmlより引用

こうみると１１月に台風が発生するのは６月より台風発生率はが高くなっている事がわかります。
しかし日本に接近する可能性は平年の５月と同じくらい少ないようです。
ましてや上陸数は０です。
そう思うと１１月は季節外れにも思われがちではありますが、今まで程の被害はなさそうにも思いま
す。
ここ最近は気象が不安定になっているように思えますが、案外平年通りの可能性も有るという事で
す。
正しい知識を入れることで過剰に反応はしなくてもよいということです。

台風の洪水時の被害での車の注意点

台風の被害の中に洪水があります。川が氾濫して道が川になっている映像を見ると思います。
最近流行っているSUV車などがありますが、その中でも４WD車だと安心できることも多いと思います。
しかし、SUV車の４WDであっても、深い水にはいれるわけではありません。
私はオフロード車がかなり好きなのですが、最近まで知らなかった内容なので共有したいなって思いこの記事を書いていいます。
オフロード車だとひざ下くらいまで浸水しても走れそうにも思いませんが、タイヤとタイヤの間にはデフと呼ばれるギアが入っているケースがあります。
そのデフ内部にはギアや潤滑油が入っていて、走ると熱が発生します。内部の圧力が上がるので、ゴム部品の破損を防ぐ為に空気の抜け穴があります。走行時には空気がでている状態です。
しかし浸水時だと、デフが冷やされていると、内部が冷えて外部の空気を吸ってしまい、ギアの破損に繋がるという事です。